2017-18シーズン終了のご挨拶
2017年5月7日。鹿児島アリーナでの最終戦。
シーズンを戦い終えた選手は皆様に約束をいたしました。
「必ずこの場所に帰ってきます」
チーム存続すら危ぶまれた昨シーズンを多くの皆様のお力添えによって乗り切らせていただき、運営母体、選手、スタッフの入れ替わりはありながらも皆様との約束を果たすことが出来ました。
八王子での開幕戦から62試合。鹿児島に必要とされるチームでありたいとの思いを胸に、ゲームを通じて何を伝えられるのか、何がお返し出来るのか。選手一人一人が、スタッフ一人一人が自問自答を繰り返しながらシーズンを駆け抜けてまいりました。
プレイする選手の一挙手一投足に歓声を上げてくださるブースターの皆様、一緒にチームを作り上げてくださるボランティアの皆様、一緒に頑張れるならと支援をしてくださるスポンサーの皆様、無茶なわがままにも快く応対いただけるサプライヤーの皆様、そして、どんなに苦しい試合展開の時でも笑顔を絶やさずに会場を盛り上げてくれたレディラックのメンバー。
誰か一人が欠けても、鹿児島レブナイズのシーズンは完結しなかったのだろうと思います。
プロスポーツチームである以上、勝利を目指すのは大命題です。しかしそれと同時に、レブナイズを愛してくださっている皆様と一緒に幸せになることも大命題だと考えております。
週末はアリーナに集い、歓声と熱気の中でワクワクする試合を観戦し、試合終了後には並びきれないくらいの人並みの中で選手と満面の笑みでハイタッチを交わす。
私達が創れる幸せは小さなものかもしれませんが、その幸せの波及はどこまでも広がっていける可能性を秘めています。
今シーズンを無事終えることが出来たこと、来シーズンに向けて準備が出来ること、そして、また皆様の笑顔を思い出しながら頑張れることに感謝し、チーム代表としてのお礼の挨拶とさせていただきます。2017-18シーズン、ありがとうございました。そして2018-19シーズン、更なる熱量での応援を宜しくお願いいたします。
2018年5月22日
株式会社 鹿児島レブナイズ
代表取締役社長 小牧正英